うつ病の人との接し方
・うつ病を理解し接する
まずうつ病ということを理解してあげてください。最近では書籍も沢山出版されていますし、WEB上で「うつ病」と検索すれば沢山出てきます。それらを参考にしてうつ病を理解してあげてください。
・励まさない
上記でも述べましたがうつ病の人は今まで常にがんばってきた頑張り屋さんです。そしてうつ病になってもなお他人に迷惑をかけまいと努力しているのです。それなのに「がんばれ」という言葉をかけてしまうと余計に本人の気持ちの負担となってしまうので「こうすれば良いと思うよ」よりも「共感」してあげてください。
・無理に行動を勧めない
気晴らしとか言って無理に外出や運動をさせることは避けてください。正直なところ本人は気分転換という問題ではありませんし、全くそういった気持ちは皆無に近いでしょう。それなのに勧められると断わりにくい「頑張り屋さん」は外出してしまい、かえってストレスをためてしまう事が多いのです。
・決定を求めない、考えを求めない
うつ病の人は常に頭の中が不安で一杯です。それなのに「こっちにするかあっちにするか」等の決定を求めてしまうと本人は訳がわからなくなり上記の症状が出てしまう可能性があります。また考えを求める事も同じです。100%の答えを出そうとしまって負担になってしまうのです。
・日常生活での負担を減らす
責任感が強く気配りが出来る本人です。体調が悪くても周囲の家事などは進んでやろうとすることが多くあります。そこは周囲の人が本人の日常生活の負担を和らげゆっくり休養をとらせることが大事です。
・病院は付き添ってできるかぎり同席する
病院に行くケースが多くなるかと思いますが、医者からの情報の受け付け方は本人と周囲の家族などの方では違うかもしれません。ですので出来る限り病院は付き添い同席して正確な情報を手に入れ今の本人の状況をよく理解してあげてください。また、時には一人で先生と相談したい事もあるでしょうからそんなときは四の五の言わず行かせてあげてください。そうすることによって本人が今まで家族達に言えなかったことなどが言えてすっきりするかもしれません。
・薬を飲んでいるか、間違ってないか確認する
何事にも億劫になってしまい場合によっては薬そのものを飲むのがいやになって飲まなくなってしまうかもしれません。また、うつ病は良くなり悪くなりの波が激しい病気です。悪くなったからといって薬の量を増やしたり、良くなったからといって減らしたり飲まなかったりということがあります。そのようなことにならないようにちゃんとご家族の方が回復するまでサポートしてあげてください。
・出来るできないかを見分ける
本人はうつ病になってしまってしばらく何もやっていないかもしれません。しかし少し症状が良くなって前やっていたことをやってみようとしても上手くいかないことがあります。本人の気分転換になるのなら良いのですが急な激しい運動や長時間の勉強、仕事などはかえって後から負担になってしまうので、できることできないことを見分けてあげてください。本人とご家族の感覚はまるで一致しないという可能性があります。ご家族の方から負担にならないように優しくアドバイスをしてあげてください。
・インターネットで引きこもる
インターネットやメールなどというのは外に中々出られない本人にとって唯一の情報提供の場であり知人との連絡方法でもあります。そして周りから見ると、本人は殆どパソコンの前にいたりなどで、引きこもっているように見えるかと思います。また最近ではインターネット、メールでの凶悪犯罪が増えこれらに関して不安を沢山持っている方がいるかもしれません。しかしこういう状況でのインターネットやパソコンというのは本人にとって唯一のコミュニケーションの場であったりもします。それを先入眼だけで危ないからという風にそれを取り上げる事はやめましょう。周囲の方がインターネットなどのしっかりとした知識を持つ事によって、また本人とのコミュニケーションが取れるのです。ただしインターネットで気をつけないといけないのは、本人がインターネットが無いと落ち着かない、友達はインターネットでしか作れなくなってしまうというネット依存症です。上記はあくまで個人の楽しみの一環としてであって、あまりにもインターネットへの執着が異常な場合は本人と面を合わして相談しましょう。